スーパーシェルパ 純正?オイルクーラー取り付け
スタッフ@ネジの同級生、ミキトのシェルパにオイルクーラーを取り付けました。
この車両は
以前ウチでOH&カウンターシャフトKLX化、ハイコンプピストン、強化クラッチでOHしたエンジンです。 かなりレスポンスも良くパンチもあって乗って楽しいマシンになったのですが、以前からパワーアップしたぶん発熱量も高いだろうと思って、オーナーのミキトに言ったら「ぜひ着けたい!」というので、このタイミングでオイルクーラーを取り付けることになりました。
ただ、市販されている物は高価でゴツく、黒く塗ったエンジンに合わないのは分かっていたので、安価でしかも
「パッと見て普通に見える」「純正?流用オイルクーラー」を取り付けました。
今回取り付けたのは、北米やオーストラリアで販売されているファームバイク(農園作業用バイク)
Kawasaki STOCKMAN250のオプションパーツです。
Kawasaki純正部品で全部取り寄せようと思ったら、コアとコアガードが思ったより高額だったのと、USから取り寄せるみたいで日数も掛かるとツーリングに間に合わない・・・・と思ったら、
隣に置いてあるネジの
DF200のオイルクーラーが合いそう!!
スグに部品番号検索して見積もり依頼したら、即納!!しかも安い!!
クラッチカバー内のオイルラインを変更し、STOCKMANのオイルラインを仮組したら、
DF200とは反対の位置にクーラーが配置され、ステーの位置も微妙かな?・・・・と思ったら、
上部は新規で穴あけ、ボス製作が必要でしたが、
下の取り付けは純正のクラッチワイヤー取付位置とバッチリで、かなり良い位置に!!
様々チェックすると、やっぱりクラッチワイヤーが少し短めだったり、
オイルラインとエンジンマウントボルトが干渉していたので、ボルトを入れ替え、
マウント部を沈めフライスで加工して、干渉を逃がしました。
横から見ても、ホーンよりフェンダーとのクリアランスがあり、取付角度もバッチリ。
横への張り出しも、某社外品よりスッキリして、多少の飛び石も純正ガードが守ってくれるでしょう。
調べると、どうやらストックマン純正ガードを取り寄せてもフレーム側の加工が必要なようですし、
林道想定だと、フレーム側にボスやステーを溶接しなければいけませんね。
それと、要注意なのが「エンジン側のオイルライン変更」です。
ボルトを交換するだけなのですが、コレを怠るとオイルが全く回らないので、
モンキー系シロートカスタムの「見た目クーラー」になっちゃいますww
純正流用オイルクーラー取り付けは、スキルあるショップさんに依頼しましょう。
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