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工場暑さ対策

工場暑さ対策

今年も35℃越えの季節がやってきて、ウチの築35年:スレート葺き工場も焼けて暑くなってきたので、自分が行ってきた「暑さ対策」を今年もUPします。

自社工場の暑さ対策に。ガレージライフの快適化に、参考にして下さい。


「暑くなる前に情報流せよ!アホちゃうか!!」・・・という突っ込みが入るのは覚悟してww

1番は、やっぱり効果絶大だった「屋根上散水」
工場暑さ対策

外の手洗いから分岐させ、ホムセンで買ってきた塩ビ水道管を屋根まで這わせ、
2か所に「耕作地用スプリンクラー」を設置して、屋根全体に散水させています。

ココは水道局のポンプからも離れていて、平均的な家庭よりも水圧は低いはずなのですが、
ホースじゃなく塩ビ管にすることで圧が逃げず、バルブを少し開けるだけでもスプリンクラーは勢い良く回ります。

農家さんがハウスや畑で散水する用のスプリンクラーは、
1個300円くらいなのに耐候性もあり、散水範囲や粒の大きさを選べてとても便利です。
私は散水範囲が小さく粒が大きく、低圧でも良く回るタイプを選びました。
それでも2か所で屋根全体を散水することが可能です。

屋根が焼けないことで内部が熱くならず、塗装ブースの換気扇を回していれば、昼間でも中二階で作業が可能です。

昔からある涼のとりかたとして「打ち水」がありますが、散水は効果絶大です。

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2番目は、これも原始的ですが効果絶大の「日よけシート」です。
はじめホームセンターの「日よけタープ」を大量購入しようと思いましたが、
農大出身のスタッフが「農家さんが使ってるやつがイイっすよ!」というのでビニールハウス用・耕作地用を買ったら、安いのに大きく3年経っても劣化せず、よしず・日よけタープとイロイロ使ってきましたが、コレが一番良いですね! 

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よしずよりも通気性が良くタープのように風を遮ることもなく、
やっぱ農家さんが使ってるものは安くて良いものが多いです。

作ったカーポートにも張りましたが、張っていない時の暑さと比べたら全然違います。


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3番目は、シャッター内のビニールカーテンです。
本格的なヤツは高額なので、ホムセンのビニールカーテンを軽量天井材で張り付けただけです。

コレは本来「寒さ対策」で取り付けたのですが、
夏場にシャッターが焼けて熱くなって熱気が室内にこもるのを防いでくれます。
熱風や冷気が中に入るのを防ぐため、ゴムバンドで押さえてあり、
車両を出すときはカーテンを開ける手間がありますが、効果は抜群です。

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4番目は、やっぱり「壁貼り・天井貼り」でしたね。
スレート葺きやガルバリウムは壁そのものが熱くなるので、
スタイロを入れてコンパネで壁を貼りました。

とうぜん業者さんに頼むとウン十万かかるので、手の空いたタイミングで自分たちで貼りました。
それまで壁際で作業するのが苦痛なくらい暑かったのが、今はぜんぜん苦になりません。
シャッターの場合もそうですが熱源を遮れば、かなり効果的です。

ここまでやると、家庭用のエアコンでも事務所は快適ですし
、奮発して買った200Vのエアコンも最小でも効果を発揮します。

逆に言うと200vのエアコンも熱源を放置したままでは全開で吹き付ける送風の前では涼しくても、少し離れると暑くて作業が出来ない状態だったので、これらの環境を作った訳です。

ビニールカーテンも日よけシートも1枚は1000円程度ですが、費用対効果は大きく、
屋根上散水なんて、水道設備屋さんが「これ商売になるね!」と春から夏にかけて、
コレばっかり施工しているらしいです。
人も増えて、新たな雇用も生まれ、イイことずくめでしたねww

肝心の水道代は、普段の月は2ヶ月に1回の「基本料金」を払うだけしか使ってませんが、
8月~9月だけは1か月で倍の水道料金がかかりますが、残りの10ヶ月が安いですから、
トータルで考えたら、快適性の方が上です。

自社工場の暑さ対策に。ガレージライフの快適化に、参考にして下さい。


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