
8月どころか、9月も全然ブログをアップできずにスイマセン!!(汗
どうしても、業務多忙になると簡単にアップできるFacebookがメインになってしまって。。。
誰でも閲覧できるようになっているので、リアルな情報は貼り付け窓のFBからご覧くださいね。
そんな訳で、Facebookのオフィシャルページにも掲載していない、とっておき(死語)のネタをUPしますね。
SUS441オリジナル:KSR-2用オーバーサイズピストンです!!

既に1.0mmオーバーサイズはメーカー純正品が廃盤となっており、
0.5mmオーバーサイズも風前の灯となっているため、純正品を限りなく再現しつつ、
桜時代から設計変更されていない「唯一の弱点」とも言える『ピストントップ裏』に補強リブを追加。
ピストンピンボスからトップ裏までのリブ形状を見直して、隅R形状も変更しております。
設計変更、製造・製作は、国内有名ピストンメーカー様が行っております。
今日は、待ちに待った「鋳造サンプル品」を届けて頂きました。
純正品の弱いところを補強しているため、当然のことながら重量的に重くなるわけですが、
そこは「Kawasakiエンジン」として、重いけれど「丈夫で長持ち」な逸品を目指す予定です。
昨年にも1度検討していた時には、レース用の薄いリングでブチ回すことも頭をよぎりましたが、
ここ数年のユーザー様は「カスタムして壊れたエンジンを、今度は壊れないように長持ちさせたい。」とご依頼される方が多いため、SUS441的には「多少のフリクションはあっても、リング交換サイクルを長持ちさせ、トルクフルで"乗りやすいKSR"」を目指して、リングも高耐久性のものに変更するに至りました。

これらの写真は、全て初期の鋳造テスト品ので、ここから更にリブの隅Rを緩やかに形状変更します。
ピストンサイズは、大まかに分けると「STDの47.0」「47.5」「48.0」ですが、
更に、その中で「A、B、C」と微妙にサイズを振り分け、軽度な「ダキツキ」にも再ホーニングで対応し、
「修理前後でピストンクリアランスが変わらない」設定を目指す予定です。
正式リリースは年末ごろを予定しており、既にこのピストンが完成したら「組込み」を予約されているエンジンもあります。ありがとうございます(*´▽`*)
まだ焼き付いていないものの、
生産時から「規定値をオーバーしているB6型」のユーザー様には、47.0mm(B~C)
焼き付いてしまったユーザー様には、47.5mm(A)
軽いダキツキを起こしてしまったら、各サイズ(B~C)
既に48.0mmオーバーサイズで、ピストンが無くて困っていたユーザー様には、48.0mm(B~C)
また、純正サイズ・オーバーサイズ共にピストンもリングも廃盤となってしまったKSR-1(50㏄)のユーザー様には、47.0mm(A)を用いた「super72ccKIT」をお勧めできます。
ピストン強度を高め、爆発圧力が確実にクランクを回して駆動力に生かす、オリジナルピストンです。
正式リリースをお待ちください!!!