受付停止の理由は様々ですが、とにかくコロナの影響でアセアン地区における生産がストップしたことで、ここ近年「純正部品」の製造を中国・アセアンに移管してきたHONDA、YAMAHA、Kawasakiでは、納期未定の部品は注文受付すらしてもらえないものもあり、5月に注文したピストンが10月に入荷するという、今まで経験してきたことが無い供給状態で、多くのエンジンが組立て停止中です。

さらに、ステイホームで時間に余裕ができた方が、レストアを進めてエンジンOHの御相談が多数。。。。

レースが開催されなかった時間があったとはいえ、練習走行は行っている人も多く、
例年通り、シーズンオフによる定期メンテナンスを御依頼いただいている迷惑をお掛けする訳にはいきませんので、心苦しいですが「新規」のお客様におかれましては、早くとも1月5日以降の受付開始となりますこと、ご了承願います。




また、最も多い2ストKSRのエンジンOH、修理ご相談に関してましては、
数年前より、エンジンの肝である「クランク・コンロッド」がメーカー廃盤であり、
軽症と聞いて開けて見たら大破損・・・・コンロッドもNG。。。。

そんなエンジンが多数あり、思うようにメンテナンスが進められず、クランク破損していない可能性のお客様にも、多大なるご迷惑をお掛けしおりますこと、お詫び申し上げます。

現在、弊社では純正品の泣きどころを改訂した、新たな形状の「KSRコンロッド」を製作中です。

耐久性に関しましても、既に販売しております「オリジナルピストン」と相乗効果で、
長くお客様に「2サイクルマシン」を楽しんで頂けるよう計画しております。

初年度は1990年、最終型の販売終了が1998年。。。既に20年以上選手です。
あと、2~3ヶ月お待ち頂ければ、心配事が消えますので、今しばらくお待ち下さいませ。



KSRシリンダーはじめ、NSR系シリンダーの「焼き付き修理・ボーリング加工」においても、
弊社が絶大な信頼をしておりますボーリング屋さんも、評判を聞きつけ全国各地から加工物が殺到しており、修理にもお時間頂戴しています。通常であれば約2週間でお返しできるところ、長くて一か月以上お待ち頂く場合もございますので、何とぞご理解のほど宜しくお願い致します。<(_ _)>