

Z125をサーキットで走らせて、初めから指摘されていたのが「スロットル取り巻き多い!」ってこと。
KSR110の時から多かったけど、Z125になってから余計に多くなってる気がするんですが・・・
ともかく、ハイスロを付けなきゃ…ってことで検索すると、色々出てくるわ出てくるわ
例のケバい、アセアン製アルミスロットル(爆
スグに色あせただの、ネジ部がスグに飛んでしまったのだの、一緒にトラブルも出てくるので、
命が掛かっているスピードスポーツには、絶対に使いたくない。。。
という事で、純正品流用のハイスロットルKITを探して作ってみました。

そんじゃま、工場に転がってるものでテキトーなもの見つけるか・・・と探したら、意外とアッサリ見つかりました。
Kawasaki KLX110L 純正スロットル
軸端が穴が開いていないので、くりぬいてポジション合わせ出来るようにした以外は、
画像にあるものアッセンブリーを無加工で流用可能でした。
これならば、スロットルは約半分の開度で全開になります。
もともとキッズバイク用なのでハイスロ具合も過敏ではなく、まあまあ乗りやすい。
スロットル調整も出来るし、なにより「純正品」なので、コレだけで4000円ほど。安い!(笑
けれど、コレだけでは「スイッチボックス」が無くなるので、セル始動が出来なくなります。

そこで、いろいろ調べて見つかったのがYAMAHA WR250Rのスイッチボックス
スイッチボックスは色々あるのですが、とにかく安価なものを探して、パッと見つかったのがコレ
税込で¥4400円くらい。
もっと別機種の物とかあるんですが、価格が倍近いとか、あんまり好みじゃない。
それに、専用機種でも無ければ、必ず配線加工が必要であることは判っていたので、
レースで転倒してトラブったとき、スグに買えて安いほうが良いんです。

接続カプラーの形状も違うので、純正を取り外しても良いのですが、元に戻したい人は、
「110‐6Pカプラー」と端子6個を、エーモン工業製品が売ってるところで頼むか、部品屋さんで買いましょう。
Z125の純正スイッチボックスには、セルスターター・イグニッション・ブレーキランプ の3系統になっていますが、
WR250用には、セルとイグニッションしかありませんので、ブレーキランプは純正ハーネスから抜き取ります。
*レースに使う人は必要ありません。
ブレーキスイッチ用の配線は、配線テープ等でWRのスイッチハーネスに縛り付けるか、
コルゲルトチューブで結束しても良いでしょう。
端子の位置は、下記を参照してください。
*Bマークが、ブレーキランプスイッチです。

これで、見た目スッキリな純正っぽいハイスロットルKITの完成です。
スイッチボックスが少し遠くなりますが、1度走り出してしまえば気になる事はありません。
派手なアルミ製のスロットルを使う場合にも、スイッチボックスの流用にも参考にしてください。

Z125Pro用 エニグマファイヤープラス 在庫在ります♪