レーサー=NSF250Rにも採用されている、ロングリーチのプラグです。
普通のバイク用品店には売ってません。HONDAショップ、HRCショップで手に入れましょう。
対面幅14mmのプラグレンチが必要です。
プラグキャップを外すとカムキャリーボルトが見えているので、パッと見て驚きますww
雨天走行後は、この大事なカムキャリーボルトが錆びますので、雨水を取るなどしてメンテして下さいね。
サブテンショナーのボルトです。 めっちゃ固いネジロックが塗布されています。
外すときに6角がナメるかと思いましたが、何とか取れました。。。
R25より大きく、Ninja250と同じ62mmボアのピストンです。
単気筒のCBR-Rとよく似た、ニンジャよりも現代的なデザインです。
単気筒の時、何回も交換したことがあるセルスターターベアリングは、ハウジングごとクランクに圧入になりました。
バランサーアイドルギアをクランク室内に入れたことが特徴でしょうか。
それ以外は、見慣れた250㏄クラスの180度ツインエンジンです。
もっとミッションが小さいとか、ギアの軽量化に拘っているとか、そういう箇所は見られません。
意外と幅も広く、径も大きいベアリングにも「見慣れた感」があるのです。
随所にみられる「シェル式ニードルローラーベアリング」の採用が、コンパクト化を図って見られる箇所ですかね。
フルカウンタークランクシャフトは、径は大きいですが幅はNinja250よりも薄く、現代設計であることが判ります。
それでも、ミッション、クラッチ、バランサー、クランクとってみても、特別小さく作られているわけではなく、
R25と比べても、特に変わりない大きさと重さを作業中も感じていました。
そういった意味で、30年の時を経て各社がベンチマークにしたNinja250のエンジンレイアウトって、
とても優秀だったんだなと思います。
*Ninja250の基本設計は、1985年型GPZ250Rに遡る
*個人的には、GPZ、ZZ-R系は主にテンショナー、カムチェーン関係が未熟だったと思います。
最近のエンジンの特徴である、樹脂ギアのオイルポンプ
割れなければ良いんです。軽くコストが下がっていれば。
軽く小さく作られたCBR250RRのエンジン部品で、特別に「重く大きい」と感じるのが、
このフライホイールローターです。
クラッチ側の張り出しは、ウォーターポンプをカム軸駆動にしたためにR25やニンジャよりスッキリしてますが、
そのぶん目立つのがローターカバー側の張り出しです。
フル切削の上死点判別ピックアップが綺麗です。
特徴あるエンジン左側を写したら・・・残念ながらピンボケでした(爆
既に梱包して発送したあとなので、撮り直しはできませんww
オーナー様がオイルメーカー様への情報提供があるそうなので、
メタルやピストン側面などの画像は、今回は控えさせて頂きます。
御用命ありがとうございました。
明日も頑張ります。