グラチャンに向けて
CBR250Rエンジン完成しました
今週末は全日本選手権の最終戦「MFJ-GP」
毎年、この大会は鈴鹿選手権:CBR250Rドリームカップが併催され、その1ヶ月後に行われる「CBR250R:DCグランドチャンピオン大会」の前哨戦となっております。
とにかくCBR250Rに乗っている若手ライダーは、皆この「グラチャン」に出る事を目標にドリームカップに参戦しており、MFJ-GPのこの大会は、今まで鈴鹿サーキットを1度も走ったことないというライダーさんも多く参戦してきて、
スプロケットが・・・とか、あそこのラインは・・・とか、誰それが別格に速いとか、
親御さんとワイワイやってるパドックは、なんかミニバイクコースのようです(^^)
今回のエンジンは走行距離から、腰上のリフレッシュとクラッチメンテナンスを行いました。
シリンダーヘッドは、高回転を多用すると折れるトラブルが時々ある「バルブスプリング」を新品にして、
長く使ったIN/EXバルブも新品に交換しました。
ロッカーシャフトも段付き摩耗していたので、今回のリフレッシュで交換です。
単なるシャフトではありますが、ここに段付きが起きるとバルブの追従性が落ちてしまいます。
シートカットしてバルブすり合わせを行って、完成です。
ピストンも随分アタリがキツかったので、リングと共に新品交換です。
バルブを交換するとバルクリも大きくズレるので、先ずはSUS441的基準値に調整して、バルタイを確認したら、再度シム調整を行って、狙い通りなら完成です。
グラチャンに向けて、しっかりセットアップして良いレースにして下さい。
御用命ありがとうございました。
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